読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

INTO THE GROOVE

洋楽/邦楽、メジャー/インディー、分け隔てなく。「今」を生きる、選りすぐりのポップミュージックを。 selected by YAMAGE

サマソニ2017 出演者発表 第一弾・・・出演者によるまさかのネタバレ

 サマソニに関しては、海外のポップミュージックの「今」を日本に届けてくれる貴重なフェスだと思ってまして、僕は毎年楽しみにしています。

 

 サマソニは、ある時期から集客力のある邦楽アーティストやアイドルの出演が目立つようになりポップフェス化していったことを非難する声も聞きますが、それでも、近年でいえばレディオヘッドにThe 1975といったビッグネームは抑えていますし、ファレル・ウィリアムスアリアナ・グランデなどといったポップスターの並びはフジロックにはないポップ文脈を作っている点で功績があると思います。毎年SONIC STAGEを中心に若手インディロックバンドのブッキングもセンスが良いですし、日本独自のポップフェスとして好感を持っています。

 

 ちなみに、僕は昨年は2日目に行きました。

yamage1988.hatenablog.com

 

で、今年のサマソニですが、数日前から第一弾アーティスト発表のカウントダウンが行われていました。

 

 

 このカウントダウンにはワクワクされた方も多いと思います。僕もその一人でした。自信がないとこのようなことはできないでしょうし、プロモーションとして純粋に面白い。職場の人たちとも虫食いパズルの正解を予想して楽しみました。

 

「ヘッドライナーにダフト・パンク来たらアツくない?」

ジャスティン・ビーバーだったりして。でも、こういう発表の仕方するかなあ」

「ケンドリックかフランク・オーシャン来たらマジでアガるけど、どちらかっていうとフジのほうがあり得そう」

「妥当なのはグリーン・デイとかメタリカだけど、ここまで煽ってそれはないよねー」

 

なんて会話をして。

 

そうして正解発表を翌日に控えた1月31日の夜・・・

 

 

 

 

 

http://pbs.twimg.com/media/C3gEeNXUEAQoIsY.jpg

 

 

 

 

 

まさかの出演者、ザラ・ラーソンによるリーク!!!(笑)

 

 

 

 

 

 いや、ザラ・ラーソンに悪意はないでしょうし、リークしてしまったことはもはやどうでもいいのですが、それよりもラインナップの弱さが気になりましたね。期待しすぎたのもありますが、ちょっとこれは・・・。

 

 キャルヴィン・ハリスを夏のこの時期にブッキングすることは大変なことだと思いますし、その努力には敬意を払いたいです。それに、日本での彼の人気を考えれば決して悪い人選ではないと思います。セカンド・ヘッドライナーの位置にいる5セカンズ・オブ・サマー(略称5SOS)も、日本人気だけで考えるならば、ある程度の集客は見込めるでしょうし、実際にSNS上でこの2組の出演に喜んでいる日本人リスナーも少なくないので効果的ではあるのかもしれません。チャーリーXCXやロイヤル・ブラッド、デクラン・マケナ、デュア・リパなど、相変わらず若手のブッキングに光るものは見受けられますし、サマソニらしいラインナップで良いなと思います。ザラ・ラーソンも僕は気になります。

 

 ですが、世界的に見て、キャルヴィンと5SOSをこの位置に置いたフェスって、日本以外にあるのかなあ。「日本独自のポップフェス」の厳しい一面を見てしまった気がします。もちろん、キャルヴィンや5SOSを否定するつもりは一切ないです。僕、5SOSは曲レベルでは好きな曲はあるし(一番好きなのはケイティの「Teenage Dream」のカヴァーだけど)、キャルヴィンは普段からよく聴きますし世界的なトップアーティストの一人であることも間違いないですから。「ロックフェスなのに何故EDMアーティストを・・・」って言いたいわけでもないです。ジャンルは関係ないです。ただ、レディオヘッドにアーケード・ファイヤ、ビヨンセにウィーケンドなどがヘッドライナーとして稼働している2017年に、日本だとキャルヴィンなのかあ・・・という気持ちが正直ありますね。僕がはじめてサマソニに参加したのが2012年のリアーナの年で、去年もレディオヘッドを呼んだ立派なフェスですから、そう考えるとどうしても物足りなさは感じます。

 

 ただ、近年、世界的に音楽フェスが乱立している流れもあるので、サマソニフジロックも海外アーティストのブッキングにはかなり苦戦しているものと思われます。それは日本に限ったことではなく、お隣の韓国もそうですが、欧米の人気アーティストが繁忙期の夏にアジアでフェス稼働のすることへのハードルは年々高まっているようです。そんな厳しい状況のなか、チケットの売り上げが見込める邦楽アーティストを手堅く固めながらも、海外の大物アーティストを安定して呼び続けているのは大変な経営努力だと思いますし、引き続き応援したいですね。次回以降の発表に期待したいです(公式にはまだ1回目の発表もないけど)。